chia's note

備忘録。大切な想いや事柄を忘れないように



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生と死 :: 2008/09/22(Mon)

モントリオール世界映画祭でグランプリを受賞した『おくりびと』を観てきた。決して、暗く悲しい映画ではなくコミカル性もある。けれども、何かを考えさせられるような心に深くジーンとくる映画だった。
この映画を知るまで「納棺師」という職業を知らなかった私。粛々と遺体をふき清め、仏着に着替えさせ、化粧を施して棺に納める納棺師。そのような一連の作業が職業としてあることに衝撃を受けた。これまで二度ほど納棺の儀式を経験してきたけれど、葬儀屋さんによって形式的に、呆気なく作業が進められていたような記憶…。
モックン演じる主人公が、遺体を慈しみ、無駄な動き一つない美しい所作で旅立ちのお手伝いを施す。遺体に触れ、死の儀式を執り行う職業を“けがれ”と偏見に思う人がいるかもしれない。けれども、そういう人たちの支えで、故人は新たな旅立ちができ、遺族は見送ることができるのだろう。尊い職業だと思う。
はじめは戸惑っていた主人公も、やがて納棺師という仕事に誇りを見出していく。どんな仕事でもそうかもしれないけれど、この職業は自分に向いていないんじゃないか、続けていけないんじゃないか、もう辞めてしまいたいと思ってしまうそんな時に、相手からの「ありがとうございました」という感謝の一言で支えられることがある。
生と死、家族の絆、仕事…とにかく心に響く映画。そして、チェロの悲しい音色と藤沢周平でおなじみ、庄内地方の四季の移り変わりが豊かで美しかった。
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