chia's note

備忘録。大切な想いや事柄を忘れないように



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せつないけれど :: 2008/11/03(Mon)



宮本輝の作品は初めて。
ずっと昔「恋人よ」というドラマがあって、入院している鈴木保奈美の枕元で岸谷五朗が手にしていた本がコレ

愛し合いながらも離婚した夫婦が、偶然訪れた蔵王のゴンドラリフトの中で十数年ぶりに再会するところから物語は始まる。二人の手紙のやりとりだけで綴られる書簡体の小説。何だが、すらりと中に入り込めた。

お互いに離婚当時の事情を語るところから始まり、時には、相手を責め、憎み、時には詫び、悔いるということを繰り返す。 会って話したのでは伝えようもない過去の心の傷や、現在の自分を手紙に書くことによって互いの気持ちが埋められていく。大切なあの人に思いを伝える手段「手紙」。ふたりが書いた何枚もの便箋を想像したとき、私たちが今しているメールの軽さ、はかなさを感じずにいられない。

あの時があったからこそ、今こうして生きている。何事も過去のせいにするのではなく、とにかく「今」をしっかり生き抜くことが大切。それが未来に繋がることを教えてくれる一冊だ。

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